将棋とチェスの違い:持ち駒と盤の広さ
2025年12月5日
兄弟だけど全然違う
将棋とチェスは、どちらも古代インドの「チャトランガ」を起源に持つ兄弟のようなゲームです。 しかし、長い歴史の中でそれぞれ独自の進化を遂げ、今では全く異なるゲーム性を持っています。
最大の違い「持ち駒」
将棋の最大の特徴は、取った相手の駒を自分の駒として再利用できる「持ち駒」ルールです。 これにより、盤上の駒が減っていっても戦力が補充されるため、終盤になるほど激しい戦いになります。 一方、チェスは取られた駒はゲームから除外されるため、終盤は駒が少なくなり、スピーディーな収束に向かいます。
盤の広さと駒の動き
将棋は9x9マス、チェスは8x8マスです。 チェスの駒(クイーンやビショップなど)は、将棋の駒に比べて射程が長く、一気に遠くまで移動できるものが多いです。 そのため、チェスは序盤からダイナミックな展開になりやすく、将棋はジリジリとした押し引きが続く傾向があります。
どちらも奥深いゲームです。ぜひ両方プレイして、その違いを楽しんでみてください。