世界最古のゲーム「マンカラ」の魅力とは

2025年12月3日

マンカラとは?

マンカラ(Mancala)は、紀元前からアフリカや中近東で遊ばれてきた、世界最古のボードゲームの一つです。 「種まきゲーム」とも呼ばれ、自分の陣地の穴から石(種)を取り出し、反時計回りに一つずつ撒いていくというシンプルなルールが特徴です。

シンプルながらも先を読む力が求められ、子供の知育玩具としても、大人の頭脳戦としても非常に人気があります。

基本的なルール(カラハ)

マンカラには100種類以上のルールが存在しますが、世界中で最も普及しているのが「カラハ(Kalah)」というルールです。

  1. 自分の陣地の穴を一つ選び、そこに入っている石を全て手に取ります。
  2. 反時計回りに、隣の穴へ石を一つずつ入れていきます(自分のゴールである「ストア」にも入れますが、相手のストアは飛ばします)。
  3. 最後の石が自分のストアに入ったら、もう一度自分の番になります(これが大逆転の鍵!)。
  4. 最後の石が自分の陣地の空っぽの穴に入り、その向かい側の相手の穴に石があれば、その全ての石を横取りして自分のストアに入れることができます。

勝つためのポイント

マンカラで勝つための最大のコツは、「もう一度自分の番になる」手を最大限に活用することです。 自分のストアにぴったり石が入る穴を常に探し、連続行動を狙いましょう。

また、相手の陣地の石の数もよく見て、相手に横取りされないように注意することも大切です。 運の要素が全くない完全情報ゲームなので、実力がそのまま勝敗に直結する奥深さがあります。

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